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スーパー耐久 2016 FUJI

2016年9月3〜4日。富士スピードウェイにて開催されたスーパー耐久レースRd4で「PROCOMPOSITE」と「POWERCRAFT」がテクニカルサポートする総勢5台が9時間を戦いました。86のクーリングボンネットはこの灼熱の暑さの中驚異の80度前半の水温でした。MARK-Xのクーリングボンネットも同じデザインで80度前半の水温でレースを完走しました。このデザインはボンネット上面にやたらとダクトを設けないことにより車両上面の空気の流れを大切に全体的にエアロバランスを整えています。 ボンネット上面の流速がアウトレットダクトからボンネット内の熱気を吸い出す構造です。86の新型TYEP2GTミラーは今年度からスーパーGTにも使用されているものと同等品で鏡の面積が従来品より約2割大きくなり、スピード差があるクラスが入り混じった長丁場の耐久レースでは後方視界に大きな差があり、ドライバーの疲労度、安心度に大きく貢献しました。

PROCOMPOSITEの86フロントバンパーおよびリヤバンパー、リヤウィングの空力バランスは抜群です。 フロントバンパーはヘッドライト周りのエアロダイナミックを一体とする形状でドラッグ(抵抗)を限りなく軽減しより多くのダウンフォースを得るデザイン。リヤバンパーは車両仮面の整流を考えてできるだけ抵抗なく車両後方に排出できる形状にデザインされています。リヤウィングはコーナリングを重視したタイプと最高速を意識したロードラッグタイプという2種類を用意しました。それぞれ翼端板の形状が異なっており、チームごとのマシンバランスに柔軟に対応できるようにしています。このウィングは埼玉トヨペットのMARK-Xにも採用されています。

MARK-X用のリップスポイラーは今回のR4富士からデビューしました下面の形状効果でダウンフォースを発生します。